パリオリンピックが始まった。
開会式やテレビのレポートなどで映し出される パリの街並みはとてもステキである。
明らかに 高さ制限がかかっていると思い 調べてみた。
高さ制限の歴史は深く 日照、採光、通風を妨げ、衛生環境を損なうことから
1783年に実施されたようだ。日本では江戸時代の中頃である。
その後 高さ制限の目的の中に 「美観」が入り
街路を「移動のための手段」としてだけではなく、
「歩く人が見て楽しむ存在」となったそうだ。
長い歳月をかけて出来てきたからこそ この街並みは本当に趣を感じられる。
オリンピックの競技と同時に このパリの街並みの映像も
楽しんでみていたい。(C)