小さな美術館

先日 用事で行った先での帰り道で見つけた
「お茶とだんご」の手書きの看板。

大きなガラスに囲まれた店内が よく見える。
広々とした空間。
新しい建物。
よく見ると 美術館だった。

でも その入り口にある茶屋だけでも
利用できそうである。

少し 小腹もすいていたので
団子とお茶を いただくことに。
お抹茶をたてていただいて、団子も焼きたて。
探しても なかなか出会えないような空間で
ほんのりできて 小さな幸せ気分になった。

お店の人が このお店のことや美術館のことを
詳しく説明してくださった。
この建物自体にも 興味があって
ますます 美術館の中に入ってみたくなった。
そして入館することにした。
建て替えして 今年の4月に開館したばかりだそうだ。

スマホで入館。(係の人が丁寧に教えてくれる)
解説もスマホで見るようになっていた。
作品を集中して見られるようにとの意図があるとのこと。
作品の周辺には解説がなく 作品と年代のみ書かれてた。

展示されている作品等に 全く無知な私であるが
国宝「曜変天目茶碗」の 奥ゆかしい美しさにうっとりとした。

美術館を出るとそのまま庭園につながっていて
季節の移り変わりを感じられるようになっていた。

また今度、少し知識を入れてから
訪れたいと思う。
大阪にある 藤田美術館とあみじま茶屋。

こういった発見が 好奇心を増やしていく。(C)