今年の夏は例年以上に天候が不安定に思う。
ついさっきまで晴れていたかと思えば、突然の雨と雷。
夜中の雷雨、不気味に光る空とうなる雷音は大人の私でも怖い。
つい先日も、車で家を出るときにポツポツし始め、
走り出して5分ほどのところでワイパーが追いつかないほどの滝のような雨と稲光。
一般的に車の中は安全だと言われているが、さすがに怖くなり一旦停車、家に引き返した。
雷が人体に落ちる危険性は言うまでもないが、
落雷による建物火災であったり、建物内の電化製品であったりとその被害は多くに及ぶ。
年間、雷による国内での経済被害総額は1,000億円以上とも言われているようだ。
直接落雷せずとも、電線、通信線に高い電圧がかかったり、
過剰な電流が流れることでパソコンや電化製品が使えなくなる(壊れる)『雷サージ』は、
雷が落ちた地点から半径2kmの範囲で発生する可能性があるようだ。
遠くで鳴っているから大丈夫と油断はできない。
雷鳴が聞こえたら可能な限り電子機器のコンセントは抜くのが一番だが、
常時コンセントに繋いでいるテレビや電話などの家電がつながるコンセントには
雷ガードのタップをつけることで雷サージから家電を守る効果が期待されるようなので積極的に取り入れたい。
世の中の怖いもの『地震・雷・火事・おやじ』
今の子供たちは知らないかもしれない。
最後のおやじには多少疑問も残るが、昔の人の言うことはなるほどと思うところだ。(M)